握手を交わすビジネスマン具体的なBtoBの魅力について知りたいという方も多いと思うので、そちらについても説明します。
そもそもビジネス間取引ではどういったことがメリットになってどういったことがデメリットになるのかを知ることが出来れば、その分より魅力を利用してビジネスを進めていくことが出来ます。

なお、BtoBの営業について苦戦している人はこちらの「B2B営業のコツ」の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。B2Bサービスの営業の方が書かれているようで、かなり実践的です。

デメリットについて

そもそもこのビジネスの形にはそれぞれのメリットとデメリットがあります。
まずはデメリットからの方が良いと思うので、そちらから説明すると、BtoBはBtoCに比べてリスク管理が大変ということがあります。

法人同士のつながりとなるので、その企業とのビジネスが成功しなくなるとかなりの痛手を追うことになります。
また、企業間だと売掛金や買掛金などの現金以外の資金取引も発生するのでキャッシュフローがBtoCに比べて低いという点があります。

ただ、これらは管理によって調整することが出来るので、デメリットと呼べるほどのものではないかもしれません。
デメリットと聞くとどうしてもマイナスのイメージを持ってしまう方がいると思いますが、逆にいうとそれらを回避することができたらそれが大きなメリットをもたらすということです。

デメリットを知らずにメリットだけ知っていてもビジネスで成功することはできません。
まずはどういったことが会社にとって良くない事なのかを知ることが必要なのです。

メリットについて

では、BtoBのメリットとはいったいどういったものがあるのでしょうか。
一つ目はマーケティングが顧客に比べて簡単という点があります。
日本にはそれぞれ個性と購買意欲を持った顧客がいます。

しかし、その全ての人のニーズを把握するためのマーケティングコストは非常に高いものとなります。
BtoBの場合は企業間でそれらがすでに把握できている状態で取引をしていくことができるので、その分のコストがかからないという点が魅力となっています。

ほかにもメリットはあって、二つ目は大きなスケールの取引が可能ということです。
BtoCとなるとやはりどうしても小規模の取引になってしまうことは必然です。

しかし、BtoBとなると法人と法人の取引になるので、その分スケールの大きな取引を展開していくということです。
スケールが大きいということは、その分利益を生み出すチャンスも多いということです。

三つ目は顧客の管理が比較的簡単ということです。
BtoCとなるとすべての顧客の管理をするのは難しい状況となりますがBtoBの場合は顧客も法人なので、その分管理が簡単ということがあります。

顧客の管理はビジネスでも重要ですし、そこから新たな顧客を広げていくこともできるので、これらのメリットを活かしてビジネスを成功させていくことが出来るのがBtoBの魅力でもあります。