BtoBについて知ってきたところで、具体的な概念についてはどういったことなのかということについてわかりやすく説明します。
概念について知ることができればそれほど深い知識も付けていくことが出来るので、基本的な概念についてまずは様々な例をつかって説明していきます。

BtoBの概念

このサイトでもBtoBについては説明していきましたが、ビジネスの概念としてはとても広いというのがこのBtoBという概念です。
建ち並ぶ高層ビル企業間取引のことをこの言葉はさしているのですが、実際にどういったことなのかまだ分からないという方も多いでしょう。

日本という社会には数多くの会社があり、それぞれ全てが独立しているように見えますが、実はある企業の子会社であったり、ある企業と取引をしなければ経営破綻を起こしたりする企業もあります。
つまり何が言いたいのかというと、会社やビジネスとはいっても一つで成功しているのではなく、それぞれの人が集まって成り立っているのです。

たとえばそれぞれの分野の企業が一つしかなかった場合、日本の経済は簡単に破綻するということです。
企業間で取引をすることによって、より一層活発な活動をしていくことができるようにするのが現代の日本社会のビジネスとなっているのです。

ビジネスとは顧客がいて初めて成り立ちますが、その顧客が企業というビジネス取引のことを「BtoB」というのです。
これが企業と顧客の取引になると「BtoC」という形になるので、その点に関しては十分に注意しましょう。

それぞれのビジネス例

このサイトの他の記事ではコンビニの例を出しましたが、それは適していない例だったかもしれません。
まず知ってほしいのは企業と企業の取引が「BtoB」という形ということです。

例えば会社の事務所をおしゃれにしたいので、デザイナー会社にデザインしてもらう、というようなこともBtoBです。

難しい言葉が並べられるとわからなくなるという方もいると思いますが、一つずつ分解してみていけば簡単なことです。
BtoBの範囲はとても広く、例えばあるメーカーと企業の取引でも言えますし、ネットのマーケティングなどでも言えます。

さらには設備管理や人材派遣などもBtoBになるので、幅が広いということも覚えておきましょう。
人材派遣もBtoBに含まれるということに驚いていると思いますが、ある企業に労働力を売っていると考えればわかりやすいものです。

ある企業は労働力を欲しがっている、それを把握して人材派遣会社はそれに見合った人を提供する。
これも立派なビジネス同士の取引ということになるということです。

つまり企業が欲しているものを企業が提供するという形、それがBとBなのです。
これによって日本の社会が成り立っているといっても良いので、基本はしっかり押さえておきましょう。