卸業者

卸業者とは

中古ブランド品の販売を行うショップは卸業者のサービスを利用しています。
卸業者は複数の買取業者と提携し、ブランド品を確保。中古品だけではなく、新品もあるため、多くのショップが利用しています。
買取業者は買取ったブランド品を再販するところもありますが、卸業者に販売を依頼するところもあります。
どうしてこのような形態にするのかというと、利益率の高い分野を伸ばすためです。買取業者は立地のよい場所に出店することが多いため、家賃も高くなります。
買取のみであれば店舗はカウンターのみでも問題ありませんが、販売するとなると商品を陳列し、試着室を用意するといった広い店舗が必要です。
そのため、買取業者は買取に専念し、販売は卸業者に依頼したほうが利益になります。

中古ブランド品の卸業者3選

街の中古ブランドショップやネットショップが、中古ブランド品の仕入れをする際によく使われている、有名な3つのオークションを紹介します。
これから中古ブランドショップを始めたいという方には必見です。

JBA 日本ブランドオークション

東京や金沢でオークションを行っている業者です。会員数1,200社を超える大規模な業者専門市場で、古物商許可があればだれでも参加できます。
偽造品や不正商品が流通しないように出品された商品は、厳格な真贋(しんがん)判定をしているので安心して利用できるオークションです。
忙しい人のためにライブでのネットオークションも実施しています。

JBA 日本ブランドオークション➡https://brandauction.jp/

アールエスオークション

ブランドバッグやジュエリー、時計、宝石をメインとした業者専門のオークション。レストランを貸し切り、ビュッフェ形式で食事をしながら仕入れができるユニークなスタイルです。
国内だけではなく海外のバイヤーも利用でき、2,000点以上のブランド品が出品され、落札手数料は2%となっています。
オークションの開催日は公式サイトに記載されているので、興味があれば覗いてみましょう。
アールエスオークション➡http://rs-auction.jp/guidance/

中古ブランドの卸業者はオークション形式が多いので、利用の際は手数料を必ず確認してください。手数料は仕入れ値に大きく影響するためです。
取り扱っている商品の出店数も気にしたいところ。商品が多ければ数多くのブランド品を仕入れられますし、店舗で販売する際の目玉になります。